カウンセラーの気づき一雫(ひとしずく)

どうせ死ぬのになぜ生きるのか(2)不安の扱い方

time 2017/04/13

どうせ死ぬのになぜ生きるのか(2)不安の扱い方

カウンセリングの中で
不安を訴える方は多いです。

辺りを見渡すと
みんな楽しそうにイキイキして見える。
なのに私は…。

…と孤独を伴う不安もあります。
カウンセリングを受けられる方に限らず
全く不安なく生きる人はおらず
みんな不安を小脇に抱えながらの
日常だと思います。

過去や未来に縛られない
「今ここ」に居続ける
ということが必要

…とこの本には
当たり前のことが書かれています。

でも私たちはコレを忘れがちです。
そこで
この考えを持続させる考えを
この本でみつけました。
それは
仏教でいう「無智」という考え方です。

「無智」=「無常」を知らないこと

「無常」というのは
世の中の物事は一時も留まることはない。
起きることはすべて新しいこと。
同じことが繰り返されることはない。
どんな感情も人間関係も
変わり続ける流れの中の一局面に過ぎない。

へ~
まあまあ
そうだなぁ…。

そして私たちは不安な気持ちを抱えて
沈んでいる時、
未来予測をしていること自体
意識できていないことが多いです。

気持ちの安定は
まず、未来予測に気づき
ストップすることから。

では、その後
どうすればいいの?

仏教では「行」がおススメとのこと。
写経や瞑想、日々にルーティン行動を入れる。
(興味のある方は一読して下さいね)

私の場合なかなか
上記のことは続かず
感情が押し寄せてきたら
▼このようにしています。

未来予測していることに気づいたら
それをストップさせるため
▼まず感情を横に置く。
(1)イメージの中に感情を入れる箱をつくります。
(2)そこに不安を入れます
(感情がなくなると、心はシ~ンと鎮まり
冷た~くなります。これで、ひとまずストップ)
▼その後
(3)日常のしなければならないことに行動を移します
単純でもいい
いや単純な方がいい。
(とにかくその行動に集中します。
私の場合、不安な時はその感情に覆われ、しなければならないことが
なおざりになっていることが多いですから)

心地悪い感情が押し寄せて来た時
自分スタイルの頓服を取り出せると
心強いものです。

パートナーや友人を頼りにするのもいい。
でも、自分の中のもう1人の自分を
頼りにできると気持ちが安定します。

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