2019/06/13
私はいま九十代のスタートなんです。
あと何年でお迎えがくるのか知りませんが、初めてのことなんです。
「九十代」は初体験です。
この文章から始まる堀文子さんの著書「ひとりで生きる」の中に
「群れない、慣れない、頼らない」という
この韻を踏んだ潔いフレーズを見つけ
気持ちがシャンとする思いに駆られました。
堀さんはこのフレーズの後に
「これが私のモットーです」と続けておられました。
群れるのは苦手ですが、
つらい時はつい友人にこぼしてしまう私には
想像もつかない覚悟を感じます。
自由であることに命を懸けている…という
堀さんの生き方だからこそ伝わるメッセージです。
最後に
▼この文章も刺さりました。
完全に自由であることは不可能ですけれど、
私は自由であることに命を懸けようと思ったことは確かです。
自由というのは、人の法則に頼らず、しかしワガママ勝手に生きることでもなく自分の欲望を犠牲にしないと、本当に自由はやってきません。ですから命と取り替っこくらいに大変なことなのです。
■ お知らせ ■
自由に生きてはるなぁ…と感じる
最近知った堺のアーティスト「ウエダリクオ」さんが面白そうなイベントを開かれます。
パフォーマンスの日時は「日没の頃」…と、何ともアバウト。
その自由さに魅力を感じる私です。
夏の終わりの夕刻を楽しみに伺います。