keys
「こころ」というのは自分のものでありながら難解で扱いにくいものだ。
どうにもならないのが「こころ」・・・それが人間なんだと思っていませんか?

どうしたら平安な「こころ」を保ちながら楽しく暮らしていけるのか?
そんなことを考えながら精神的な安住の地を探している人も多いでしょう。
このような心持ちを助けてくれるような「こころのしくみ」を説くヒントが書かれた本を見つけました。
その本を参照しながらこころのしくみを解く鍵をお伝えします。

こころを解剖してみると…

あなたは、今までにこんな経験はありませんか?

・さっきまでとっても楽しい気分だったのになぜか急に寂しくなったこと
・急に自信喪失してしまってやる気が失せてしまったこと
・周りの人がみんな自分より優れているように感じ、落ち込んだこと

こんなふうに自分の意志とは反対にネガティブになった経験があると思います。落ち込みの気分はどうにかしたいものです。理由がわかっている時は対応のしようはもありますが、自分でもわからない、ふいに吹く落ち込みというこころの風。
この正体を突き止めることができれば、ずいぶんラクになります。

この本で紹介されている理論をお伝えします。
これは「統一場心理学」の中で内在者理論として提唱されているものです。

こころにはいくつもの人格(キャラクター)が存在している

・さっきまでの楽しかった思いが急にブルーな気分に…
・急激な自身喪失
などの自分でも「どうしてだろう?」と思うようなこころの変化は、あなたの中にあるネガティブなキャラが何かのきっかけで顔を出したことを表しています。

キャラの中には
・上機嫌なキャラ  ・ さみしくなるキャラ  ・ おしゃべり好きなキャラ  ・イライラするキャラ  ・ 陽気なキャラ  ・涙もろいキャラ  ・ 自殺願望を持つキャラ  ・ 途中で投げ出したくなるキャラ  ・人と比較するキャラ  ・こころ優しいキャラ  ・ 暴れ出したくなるキャラ  ・ウソつきなキャラ…

など、まだまだたくさんのキャラがひそんでいるはず。あなたも「うん!うん!私もこんなキャラ持ってるわ」というものがあったと思います。このキャラたちは、内在者理論によると生まれてから今まで出逢った人の数だけ存在するとのことです。生まれたての赤ちゃんには感情というものがまだうまれていません。それが、初めてお母さんに抱かれ、お乳をもらって、また眠ることを繰り返し、赤ちゃんはお母さんとそのイメージが結びつけられます。そして言葉にはならなくても「お母さん=安心、お腹を満たしてくれる人」など、お母さんによって作られた感情が人格として形成されます。そこから、お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おばあちゃん・・・と出逢う人ごとにキャラは増えていきます。

例えば
お母さんに似た人を見ると知り合って間もないのに安心感を抱くなんてことあります。

コレは、「安心感を抱く」というどちらかといえば良いキャラが出てきた例ですが、逆の場合にはどうなるでしょう?

【例】 20年以上前、同僚として一緒に働いていたBさんがいます。Bさんはいつも文句が多くて、一緒にいるとこちらまで気分が悪くなってくるような人でした。あなたはBさんのことが好きになれず、仕方なく関わっていました。
そのような経験を持つあなたが最近Bさんとよく似たMさんを紹介されました。あなたはBさんのことはすっかり記憶から消え、顔さえも忘れかけていました。にもかかわらず、そのMさんに逢った瞬間、昔Bさんと居た時に味わった「イヤな気分」がよみがえってきたのです。

コレはどういうことなのでしょう?

記憶は忘却していたけれど、Bさんのキャラ自体はこころの本棚の奥の方にちゃ~んとファイリングされていたのです。だからBさんのことは思い出さなくても、Bさんに似た人を見て一瞬のうちに「イヤ~な気分」キャラが思い出された…という考え方です。

このように自分では忘れてしまった無数のキャラが存在すると考えると、それに影響される自分が居るとも考えられるのです。このことを踏まえ、ネガティブな気分に陥った時、「今ここに出てきているキャラは?」と自問してみる余裕が持てると気分の変化があるかもしれないのです。
この心の作業ができること自体、客観的になれています。なぜなら、怒っているはずが、気分について自問することで「怒り」という感情の外から自分を見ていることになります。

気分が重い、つらい…どうにかしたい。
そんな気分にハマッてしまった時
ちょっと振り返るキャラ探索で客観的に自身を眺めてみては?

参考書籍
困った心の出口が見える―日本人にピッタリ合ったカウンセリング法「内在者理論」のすべて


>> 筆者のホームページ

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