本当に伝わるメッセージ

本当に伝わるメッセージ コミュニケーション

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何度言ってもできない子どもにイライラ!
何度言ってもできない部下にムカムカ!
自分がやったほうが早い…とついつい手をだしてしまうということはありませんか?

子育て中のママさんが手を焼くシーンを例にとってみていきましょう

「もう高学年なんだから、自分ひとりで起きなさい!」と言いながら、朝になると何度も子どもの部屋まで起こしに行ってしまう。そして最後はお布団をめくって力づくで目覚めさせる。
こんなシーンはよくあります。
この一件で子どもにはどんなメッセージが伝わっているか考えて見ましょう。
ココでのお母さんの態度
言葉では⇒「ひとりで起きなさい」という
行動は⇒⇒起こしにいく
言動が一致していないことがわかります。
伝わるメッセージ⇒
ダラダラ寝ていても、結局時間になるとお母さんがお起こしに来てくれる
子どもに何を言ったかではなく、何が伝わったのか? どんなメッセージが子どもの心に届いたのか?が問題なのです。
本当に朝自分で起きて、年齢にふさわしい自立へつながる行動を促すのなら、親の思いをきっちり伝わる形で表現する必要があります。その時に、親が考える方法もいいのですが、子どもと一緒に「どうしたら一人で起きられるのか?」一緒に考えて試すと子どもの自主性が養われます。
子どもの方から
「1回は声をかけてほしい」
「アラームの音を大きく設定する」
など、提案がでればそれを試してみましょう。
それがうまくいかなければ、また別の手を考えるなど、生活スタイルを一緒に創り上げていくという姿勢は親子のより良い関係づくりに効果的に働きます

まとめ

「自分のことは自分でしなさいよ。」と言いつつ、子どもが家を出る時、「ハンカチ持った?時間割合わせた?」などの声かけをしていると子どもには「まだまだ親を頼りにしててイイのだ」という暗黙のメッセージが伝わっています。
口で言っていることより、言葉にしない思い、態度(暗黙のメッセージ)の方が相手にはしっかり伝わっています。
今一度、何を伝えたいかを確認し伝わる姿勢を心がけて見ましょう。

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