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一人っ子はかわいそうだから、早く次の子を産まなければ…と一人っ子のお母さんは焦ってしまうことがあります。
兄弟姉妹がいると、にぎやかで楽しいし寂しくないし、譲り合う精神なども育って良い!
それに一人っ子はわがままで自己中心的になる…など、やはり一人っ子はよくないというような世間の声が気になったりすることもあるでしょう。

兄弟姉妹がいることは幸せ……………というプラスイメージ
一人っ子はさみしくてかわいそう……というマイナスイメージ
兄弟姉妹の有無について優劣をつけている感じがします。

一人っ子はかわいそうなのでしょうか?

一人っ子はわがままで自己中心的に育つというのは本当なのか・・・疑問も湧いてきます。
兄弟姉妹がいればいるなりの利点、
一人っ子なら一人っ子なりの利点があると感じるからです。

兄弟姉妹がいれば、にぎやかで楽しいという利点はありますが、比較対照され傷つくこともあります。
一人っ子は、一人遊び(お絵かき、読書、ペットの世話)も身につき、結構想像力豊かだったりします。兄弟姉妹のいる子の中にも協調性の乏しい子もいるし、一人っ子でも協調性の高い子もいます。

一人っ子はわがまま
    〃  は自己中心的
    〃  は協調性がない
・・・などは、世間の偏ったイメージが膨らんだものだともいえます。

「一人っ子だからわがまま、淋しい思いをさせている・・・」という暗黙の偏見にビクビクして必要以上に厳しく育てたり、過干渉になってはいないでしょうか?もしそのような気持ちが強ければ、子育てが苦しみの元となり、楽しい親子関係を阻んでしまうのではないでしょうか。

大切なのは、子どもの成長を信じて見守る親の姿勢

一人っ子であろうと、なかろうと子どもの成長の過程には、親からの愛情と関心を注がれ、保護される必要があります。同時に、あやまちをおかして叱られ、許され、やり直すチャンスが求められる…ということも必要です。子どもは勘違い、つまづきながらも成長していきます。大切なのは、子どもの成長を信じて見守る親の姿勢です。もしも、わが子が問題を起こしたらどうしよう、その時は、「やっぱり一人っ子だから…」と世間に言われてるだろうか、いや、それは言われたくないという防衛の一心で、先走って、口を出しすぎ、子どもの自主性の芽を摘んでしまわないようにしましょう。大切なのは、間違わないことや、問題を起こさないことではないのです。子どもは必ず、大なり小なり問題を起こしますし、間違いつつ学び、育っていきます。その一挙手一投足に注目し過ぎ口を出しすぎては、せっかくの子どもの個性の目を摘みかねません。わが子の細かい事まで口出しせずにはいられない…というのなら、子どもの人生にでなく、自分自身の人生にもっとエネルギーを注ぐことを考えてみましょう。親の方に興味や仕事あるいは生きがいがなく、子どもにだけ全身全霊を預けてしまうというのでは、子どもの健康な発達を阻害してしまいます。一人っ子であろうとなかろうと、子どもの人生は子どものものであり、独立していくわが子をきちんと支援し、上手に巣立たせてやれる親はわが子にきちんと目を向け支援しながらも大抵自分の人生をしっかりと考え、自分自身の為に打ち込む何かを持っていたり、パートナーや友人との良い関係を追及しているものです。

ひとりっ子の育て方(著:村本邦子、津村 薫)より抜粋

ひとりっ子の育て方 (FLC21子育てナビ (4))


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