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「周囲の人とはどんなふうにつながっていますか?」と問われ、
あなたはスグにこたえられますか?

最近は「コミュニケーション力アップ」についての書籍などもよく目にするようになりました。コミュニケーション力の低い人は現代社会を渡って行きにくい・・・と思わせるようなタイトルもしばしば見かけます。このようなことからも人との関係に希薄さを感じている人は危機感をおぼえるかもしれません。

そもそもコミュニケーション力とは?

コミュニケーション力を高めるということは、聴く力・伝える力に加え、相手との関係性を考えながらつながる力を育むことです。その場を会話で埋めるための単なる会話術を磨くということではありません。相手の関心に関心を寄せながら、想像力も働かせつつ相手との関係を紡いでいくために心を遣おうとする姿勢が大切です。

人と関わるのがしんどい

icon-3とにかく一人になりたくないと言う方 —- ①
・ 一人になることを恐れてスケジュール帳を埋めるかのごとく約束をとりつける
・ 時間を空けるのが怖くて必要以上のメール交換に興じる
・ 内容のない話に群がり時間を費やす

本当の安心ではなく、一時の気休め的なコミュニケーションや心の底では離れたいと思うような人との付き合いでさえ絶つことができない。息の詰まるような関係でさえ孤独を感じることが怖くて続けてしまう。そんな自分を振り返り、自信喪失体験を繰り返す。

また、長時間一緒に居て傍目からもまあまあ仲良く見える間柄だけど、振り返ると相手のことをあまり知らない。また、相手と心の通う感覚が持てず薄~いベールが二人の間に在る感覚がぬぐえない。

icon-3とにかく1人で居るほうがいいという方 —– ②
・プライベートなことを話したくない
・私のことなんてわかってもらえない…と思っている
・一人で居る方が楽だけれど、淋しい気持ちも強い

icon-1icon-1上記の①と②は正反対の傾向に感じられますが、過去に思いを受け入れられないと感じた経験や存在を否定されたことにより「これ以上傷つきたくない」という気持ちや相手との程よい距離をどうとればいいのかわからず、人との関わりに支障を来たしている点で共通しています。

関係性を考える

「関係性」というのは要するに、相手によってどのようなつながり方(どの程度自己開示)をするか?ということです。
※適度に自己開示(価値観を分かち合う)できると疲れることは少なくてすみます。
「つながり方の質」について考えることであなたの人間関係を振り返ってみましょう。

つながりの種類

・学生時代からの友だち
・職場の仲間
・趣味で集う仲間
・子育てを通じてのママ友だち
・パートナーがらみの知り合い
・ご近所さん

人によっては まだまだあるでしょう。
全てのつながりで心許せる関係を築くのは難しいことです。

考え方、人生に対する姿勢、常識の範囲において全く違った人たちとの接触もあります。そんなコミュニティでは、ある程度自分を抑えて差しさわり無い会話で対応することも必要です。全ての付き合いに本音で関わることは無理がありますから。しかし、そんな中でも自分を完全に押し殺してのつきあいは息苦しいはずです。

息苦しくても止められない理由として

「私にだけ情報が伝わってこないのではないか?」
「イヤでも参加していないと仲間はずれにされるのではないか?」
「次回会った時によそよそしくされるのではないか?」

・・・などに恐怖を感じるということもあるでしょう。

 そして、その後ドッと疲れた自分を眺めて「どうしたら平安な心を手に入れることができるのだろう?」と溜め息をつく。このような状態を少しでも軽くするため、関係の質について整理することであなたが大切にしたい関係を考えるきっかけにしてみてください。

つながり方の質

つながり方の質には、「関係の程度」と「関係を築く目的」があります。

■関係の程度

  1. 浅い関係
    深く関わることのない表面上のつきあい
    (ご近所さんなど・顔見知りだけどよくは知らない)
  2. 微妙な関係
    好むと好まざるに関わらず長期間のつきあいが余儀なくされるつきあい
    (PTAなどでのママ友・職場・親戚など)
  3. 親密な関係
    少々ぶつかり合って(弱み・本音を見せ)ながら、分かり合いたい関係
    (親子・夫婦・親友など長く付き合いたい人)

■関係の目的

  • 協力、支援、尊敬、安心、安全、親密、向学
  • 楽しさ、愉快さ、愛する、充実、居場所確保
  • お金、ステータス、見栄、時間を埋める …etc

これらは単に何人の人と関係を築いているかではありません。どのような目的で、どんな関係を大切に思い重視しているか?逆に、どの関係に神経過敏に疲れるほど気を使っているか?ということです。 

これは心地よい人間関係をどれだけ築けているかの目安にもなります。心地よい人間関係が築けていることは人生の豊かさにつながります。

どんなつながり(関係)を大切にしていますか?

 人は、内面と外に見せている自分のギャップが少ないほど楽で居られます。その意味でもポジティブな目的(関係の目的)のもとで目的の程度の中の3番(分かり合おうとする関係)を充実させることは、人生の質を高め、心地よい歩みに導いてくれる鍵となります。

人間関係の中で自身の価値観を再確認し、それを相手と分かち合い、すり合せ、折り合いをつける・・・お互いに分かり合おうとする姿勢をもって向き合うというのは難しく面倒なことでもあります。それでも充実した人間関係を築くには外せない大切なプロセスなのです。


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