白鳥
他人の視線が恐い。
自分の体臭が人に嫌がられていないかが気になる。(体臭恐怖)
自分の容貌が醜いと思われていないか気になる。(醜形恐怖)
・・・何しろ他人が自分のことをどう思っているのかが気になる。

多少の差はあれ、誰しも他人の目を気にしますし、「好かれ願望・嫌われ恐怖」はあるものです。
しかし、これに過剰な気持ちを使い、外にばかり注意が向いていることで、自分が何を考えているのか自己の内側がわからなくなる人がいます。そうして、人と会うことが億劫になる状態を「対人恐怖」と呼びます。

生きているのだから、人は皆多少のにおいを発してるだろうし、どんなに気をつけていても失敗をすることもあります。左右対称の顔面を持つ人はなく完璧な顔の人はいないはずです。
それが、対人恐怖という症状を持つ人は、完璧でありたい・・・という、この祈りにも似た願望達成を理想に掲げ、すべての人から好かれ誰からも嫌われないことに日々エネルギーを費やします。

思春期には、これに似た状態を多くの人が経験します。しかし多くの人は、年齢を重ねるごとに薄れていきます。それは良い意味での開き直りというか、「私は私!これでいい」「私のこと嫌う人もいるだろうけど、反対に気の合う人もいる」と自分を受け容れることができれば問題ないのです。

しかし、年齢を重ねても症状は消えず、ひたすら相手の気持ちを読むことにエネルギーを使ったり、その結果人を避けてしまうようになると、人生が主体的でなくなり受身で居ることが多くなります。

最初の第一歩

どうして人前で苦痛を感じるのか?
なぜ人の評価がこんなに気になるのか?
…あなたの心の内側を知ることが必要です。

人の評価を必要以上に気にしている人は、
その人自身が相手を評価(ジャッジ)する傾向が強いです。
自分で自分を評価し自己批判するように相手を批判する気持ちも強いはずです。
参考ページ:投影(自分を知る方法)

上記を意識できた上で「人と交流してみる」・・・これが一番の近道です。
身体の病気のように服薬で治るものではありません。
お薬は不安や緊張をゆるめるために使うことはあっても、対人恐怖を根本から治すことはできません。いくらネットでバーチャルな交流しても、「それは違う」という感覚は本人が一番実感していると思います。

人と関わり、自分がどういう思考スタイルで人と関わっているのかを知る。そして、自分が自分とどう付き合うことが人との心地よい関係につながるかを考えてみるのです。これを避けずに向き合うことで光が見えてきます。


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