「今度はきちんとやり遂げよう!」と心に決めたのに途中で「やっぱりダメだぁ」と投げ出してしまうことはあると思います。そんな時「どうしてなんだろう?あの人は決めたことをやり遂げているのに…」と他人をとても偉く感じ、中途半端な自分が情けなくなったことはありませんか?

目標を達成できる人と途中で投げ出してしまう人の間にはどんな違いがあるのでしょう。
意志の強さだけなのでしょうか?

ダイエットを例にしてみていきましょう

下の図は、人が目標を決めてそれを放り出すまでの経過を脳の働きに沿ってみていったものです。

葛藤図説

まず、私たちが「決める」という作業をするのは脳です。
脳には、計画を立てる「理屈脳」感じた欲求のまま動いてしまう「情動脳」の大きく2つがあります。
(理屈脳、情動脳…という表現は理解しやすいようお伝えしているもので学説名ではありません。)

まず、理屈脳での決めたこと(流行の水着を着るために「ダイエットする!」)によって、運動を始めます。
① 時間が経つにつれて空腹が感じられます
② この空腹は先に情動脳がキャッチします
情動脳が空腹をキャッチしたことを理屈脳がキャッチします
情動脳は「食べたい!」欲求に駆られます
理屈脳は「今食べたら運動をした意味がない!ダメだ!」と制止します
⑥ ココで葛藤が起こります
⑦ しかしココで行動選択の決定権があるのは情動脳なのです
情動脳の「食べたい!」という欲求が優先され⇒食べてしまう
⑨ ダイエットが失敗に終る

■目的にたどりつくには・・・

ココまで読まれた方は、「ダイエットに失敗しない人もいるよなぁ」と思われるでしょう。
それでは、「失敗しない=成功する人が特別意思が強い」のでしょうか?確かにそういう人もいます。しかし、それは意志の力だけではなく、それを助ける為に他の大きな力が働いているようです。その大きな力というのは、情動脳をうまく刺激する力のことです。
ここで確認しておかなければならないのは、ダイエットはあくまでも手段(目標)であり、ダイエットによって得られる成果(流行りの水着を着る)を目的とすることが重要であるということ。ダイエット自体を目的にすると葛藤が起きたときに「何のために我慢を強いられるのか」に迷ってしまうのです。

目的 : 今年の夏、最新の水着を着る
目標 : ダイエット実行(手段)
上記を確認してから以下の文を読み進めてください。

ここで「情動脳をうまく刺激する」ということは、最新の水着を着て周囲から賞賛されているあなたをイメージすることです。
目的達成のためには、理想のボディをイメージすることで視覚が刺激されます。そして、その姿を見た友人たちから「痩せたねぇ」と言われる声もイメージし聴覚も刺激します。

目的達成には、成功した姿をどれだけリアルに頭に描けるかというイメージ力が意志の力を大きくサポートしてくれます。成功した姿(理想の状態)をリアルに描く習慣のない人は新しい習慣として目的イメージをなるべく細かく描けるようにトライして下さい。逆に、失敗した姿ならリアルに描けるという方は、理想の状態を何度も繰り返しリアルにイメージしてみましょう。


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