2019/06/13

月に一度の読書会。
今回は第三章 「正論を言うとなぜ孤立するのか?」を分かち合いました。
まずはこのタイトルに皆がふむふむとうなずきました。
正しいことを言われても反発したくなる。
いやいや
正しいことだからこそ反発したくなる。
人は正しさを押し付けられると正しい分、表面的には反論しにくいけれど気持ちの上では拒否していることがあります。
そして反発のもっと大きい理由は、正論を発した相手との関係です。
それについてはこんなふうに書かれていました。
「言葉は、関係性の中で、相手の感情に届く」
正にコレです!
好感を持てない人が言った正論
慕っている人が言う、少し??な内容。
どちらに聴く耳を持とうとするのでしょう?
■ リアクションがその人を語る ■
「人の発信には100%、心をこめたリアクションを心がける」
発信はもちろん、意思が働くのでその人を表すものだけれど、相手へのリアクションもそれ以上にその人を表す…という内容がありました。
人の話を聴くというのは一見 受身のように思われます。しかし、その発信をどう受け取ったかについては理解力や経験、知識、思考力、そして反応する時に用いる表現によって人となり、人生観すら伺わせることもあります。そう考えると、心を込めたリアクションは主体性が必要だということになるよねぇ…という話になりました。
例えば、ちょっと心に引っかかっていることを打ち明けた時の相手の反応がこんなふうだったらどうでしょう?
Aさん:そんなこと気にせんでいいんやん。
Bさん:それ、気になってるんやぁ。しんどいなぁ、たしかに。
先日こんな話聞いたんやけど、コレって参考にならへんかなぁ?
Cさん:私やったら、~~って考えるわ。そう考えた方がラクやん!
…とまあこんな感じだったら、
どのリアクションを好みますか?
そして、あなたはいつもどんなリアクションを心がけているでしょう?
今日ご参加の方の年代は30代、40代、50代
ほど良い幅の年齢層でゆるゆると分かち合う中、
「聴き方、リアクションって大事ですねぇ」
「子どもの話、ちゃんと聴けてないことあります」
…など、日ごろの態度を顧みる時間になりました。
終了予定時間は正午ですが、
みなさんの予定をお聴きし
終了後、1時頃までティタイムとなりました
本以外の話題など
「こんなこと どう考えます?」…と参考意見を交換したり、子育て、仕事、ニュースなども交え楽しい時間になりました。
来月の読書会は
6月30日です。
単回参加も歓迎です♪
詳しくはこちらから➝大人の読書会