2019/06/13

読書会(月に一度)を開きました。今回は3名のご参加です。
「嫌われる勇気」(著:岸見一郎)の第三夜(他者の課題を切り捨てる)の部分を分かち合いました。
「他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる」(P135)
人の期待を満たすことばかりに注力すると自分がなくなってしまう…ということを意味しているこの箇所。
う~ん、
確かにそうだけど…と自身の内側に問いかけながら感想を伝え合いました。
メンバーみんなこの箇所に共感はするものの、
実際、他人の評価を気にせずにやっていけるのか?
というと難しい。
他人との関係性の中で自分の在り方を気にする傾向の強い日本人は特にそうです。だからこそ「他者からの評価を気にしすぎない」というこの意識は必要だということになりました。
傾向性(他人から嫌われたくない)のおもむくままに生きること、坂道を転がる石のように生きることが「自由」なのかというと、それは違います。そんな生き方は欲望や衝動の奴隷でしかない。本能の自由とは、転がる自分をしたから押し上げていくような態度なのです。(P161)
この箇所は、ラインをひいていなかったメンバーも再度読むとふむふむと頷ける内容だったようす。私もラインをひいていませんでしたが、メンバーの読み上げで共感を強くしました。
嫌われたくないけれど、嫌われてもかまわない
だれもが「好かれ願望・嫌われ恐怖」はもっているけれど、配慮した上での言動を相手がどう思うかは相手の問題(課題)だと考えられると楽になれるよね…という話しになりました。
子育て真っ最中のメンバーの話しや、
自身の子ども時代の思い出話から今回の内容と重なる部分は多くあり、今日も味わい深い時間になりました。
12時に一旦締めましたが、おしゃべりは続き、カードも楽しみました。
引いたカードは、今の気持ちにフィットする内容でこの分かち合いもおまけの楽しみとなりました。
自分の心の内を眺めながら、
メンバーの思いに耳を傾ける。
そして、思いを言葉にする。
私はこの“場”をとても愛おしく感じ、そしてこのような関係性を築く時間を大切持ち続けたいと思って居ます。
次回の読書会は下記のとおり開きます。
日 時 : 2015年8月28日(金)
時 間 :午前10:30~12:00頃
場 所 : カウンセリングルームREBORN
参加費 : 500円
範 囲:第四夜
読書会の目的は本を読破することではなく、
もう一つの大切な“場”
コミュニケーションOne Stepトライアルは下記のとおり開催します。
日 程 : 2015 年 9 月6日(日)
時 間 : 午後1:00~5:00
場 所 : カウンセリングルームREBORN
参加費 :5,000 円
ガ イ ド :足立・水田 (カウンセラー)
定 員 :4名 (最低催行人員 3名)
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