2019/06/13
・うそがつけなかった。相手にも、自分にも
・感情と言葉の接続を切ったとき、「うそ」が始まった
・うそは本当の意味で人を動かさない
人はそれほど愚かではない
相手との間に波風を立てないため、
自分への印象(期待)を下げないため、
結果自分を守るため、
本来とは違う自分を装うことで
人の心はどうなるのか?
いつもいつも本音でつきあうのは難しい。
でもうわべだけでつきあい続けるのも難しい。
この悩ましさを抱えながら生きていく。
そして、それに思いを寄せることを止めない。
第1章からパンチの効いた
ツッコミどころ満載の内容で始まった読書会でした。
※青文字箇所は本著抜粋です。
■ 通じ合えないとき、心は傷ついている
・人とのコミュニケーションで傷ついたり苦しんだりする人は、弱いと思っていた。しかし、そういう人は、実は志が高いのではないだろうか?
・人と通じ合えないとき新鮮な痛みを感じつづけられる人は、志が高い
「通じ合えない」状態で私たちの心は傷ついているのだ…と、何度となく感じてきた事実も文章化されることで初めて気づくこともあります。そしてその新鮮さを味わうことで今後に活かせる学びとなります。
「どんな相手にも、ウソなく、通じ合うことが必要なのか?いつもそういう姿勢ではいられないのでは?」など、本著内容にはうなずきづらい…という意見も出ました。それに対し「ほんとにそうよねぇ。でも、こういうこともあるんよねぇ」など、思いを交わせるこの場に心地良さを感じながらの2時間半となりました。
関連ページ:疲れる関係
■ 関係の質
人とのつき合いについては相手と別れた後の疲労度でわかる…という意見も出ました。その場では波風立たず、うまくやれたふうでも一人になった時の疲労は自分の中に波風が立っていることに気づかせ、「これで良いのか?」と相手との関係をふり返る。
■ 通じ合わない=立ち入らない=安心
この意見も意味深い。
人は自分を守るためいろんな術を身につけていく。
う~ん。
人って多様で
年齢性別に関係なくかわいい…と感じるのは私だけなのかなぁ?
■ 内面で関われないとき、人は傷つく
「内面での関わり方」について
どうすることが正しく
何が間違いなのかはわからない。
正解を求めることより
「どうしていけば自分の中で納得いく関わりができるか」
「温かくつながっていけるか」
「自分の心が柔らかく、優しくいられるか」
面倒がらず、スルーせず
向き合うこと自体に意味があるように思います。
■ 伝えなきゃ、伝わらない
必要なのはちょっとした技術だ。自分の言いたいことをはっきりさせる思考法、それを相手に伝えるための表現技術。技術を磨けば自分を偽らなくても何とかやっていける。
その技術を本著を土台に磨いていこう…と書かれてある。
とても頼もしい言葉にメンバーの期待も高まっています。
それにしても、答えの出ない問題に
月に一度集まる仲間が居てくれるのは
開催している私自身
心強く、足元が照らされる思いが湧いています。
上記の他、
「共感」や「メディア力」「信頼関係」についてもまだまだ疑問や意見が交わされ、話は尽きずあっという間の時間となりました。
兵庫や和歌山など遠方からのメンバーさま、早起きありがとうございました。
思いを分かち合えた気づきは次回へと深めながらつながります♪
◆ 次回の読書会は3月31日です。
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