2019/06/13
月に一度の読書会。
他ではちょっと話しにくい生き方の話なんかもココなら…と思ってもらいたい。そんな思いで開いている大人女子の読書会です。
今日は第4章「共感の方法」
「共感しましょう」
え~、またぁ~
…と耳にタコ…げんなり感も湧いてきそうなこのフレーズ。
コミュニケーション力アップのための書籍や研修では決まって促されます。
でも、共感を意識している人がどの程度この意味を理解しているでしょう?
私自身、共感について本当の意味で理解するのには時間がかかりました。頭で理解するのと実践できるのは違うということを何度も経験しましたし、今でも注意が薄らぐと共感することなどぶっ飛んでることがあります。
この章では共感 について3つのポイントが挙げられていました。
① 他人から観た自分を知る
② 相手の気持ちを想う
③ 自分と相手との関係を考え抜く
…この3つを押さえることが “共感” のスタート!
特に①では
自分のメディア力を上げることについて前章までに加えて詳しく述べられていました。
メディア力というのは
自分の印象によって形作られるものです。
要は、自分が相手からどんな人間だと思わているか…ということです。
印象が悪かったり
薄かったり
誤解されている状態では
伝えたいメッセージ(意図)は届きにくいと書かれています。
※誤解についてココで少し触れておきます。
下記は誤解を招くもとになります。
知り合って間もない人の前で他人の陰口を言ってしまう。
〃 無表情で居てしまう。
その時はとても腹が立っていて、ついうっかりとか、その時たまたま調子が悪くて表情が乏しかった…ということもあります。しかし、付き合いが浅い人の前では、その態度がその人の印象の大部分となり誤解を招いてしまいます。いつもは人あたりが良く明るい人も、そのひと時がネガティブな印象をつけてしまうこともあります。要するに、本来のあなたが発揮されずメディア力の低いあなたが伝わったことになります。
どんなに正しいことを言っても
メディア力が低い人からだと相手は「共感された発言」だと感じにくい…ということなんですね。
相手への発信はまず
①と②を意識し、
③の相手との関係性を冷静に観て感じ取る。
相手との間に適度に信頼しあえる橋は架かっているかしら?…と。
親友のようにガッツリ架かっていなくても
伝えたいメッセージ(意図)にふさわしい程度の橋は架かっているか?
そのメッセージの質と橋の強度(印象度)によっては、
発信度合いを控えるなど調節が必要なようです。
まずはこのポイント3つを押さえておくと共感のスタートラインに立てそうです。
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今回は4名のご参加で初めての方がお一人。
それぞれのコンディションで
ゆるゆると時間が流れました。
同じ文章を読んでもピン!とくる箇所は違い、
まつわるストーリーもそれぞれです。
分かち合ったり、
言葉に出さなくても自分の中で思い出したり。。。
余韻の残るひと時であったなら嬉しいです。
さて、
来月は最終章「信頼の条件」です。
7/21(木)午前10:30~
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