2019/06/13
大人のための絵本の会に参加しました。
同い年の友人(51歳)が、大人たちに向けて絵本を読んでくれました。
絵本を読みきかせてもらえること自体への喜びも
ありますが、こうした時間によってつくられる
気持ちのゆとりも心地よさの一つです。
最後にそれぞれ一言づつ感想を言いました。
我が子へ読み聞かせした時のエピソードを
伝えてくれる人もいました。
私もその中の一人でした。
聴いていて感じたのは、
・子どもには絵本を読みきかせた方がいい
・絵本を読み聴かせないと良い母ではない
…と言葉にはしないけれど、そういうような
プレッシャーにも似た思いを持っている人も
居るなぁ…ということ。
共働きで忙しい中、疲れた状態で絵本を開く
というのは確かにしんどい。
でも「絵本は子どもの心を育てる」とか
言われるとどうしても読まねば…と思ってしま母たち。
イライラしながら読む絵本が心を育てるのかなぁ?とか
もっと言えば
絵本など買えない家がたくさんある経済状態の国などはどうするんだろう?
とか
そんなことを考えると
知らず知らずの内に
絵本の読み聞かせ神話に縛られてることあるなぁ…と。
絵本に限定しなくても
お母さんがほどほどに機嫌よく子どもに接して
あげることができるお家はほどほどに
子どもの心は育つだろうと思うのです。
絵本はあくまでも手段の一つ。
手段は他にもたくさんあるから。
そう思うと
母の笑顔がその手段の大きな一つだと
これを書きながら思い、反省の気持ちが湧いてきました。