心を落ち着かせるために

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「今悩んでみてもどうしようもない、仕方ない」と思いながらもその思考から抜け出せず心が落ち着かない…そんなことはありませんか?

現実に(たった今)取り組めるのは、“今” この時しかないのに、過去や未来を考え悩む。

「“今ここ”の時間、この時間だけならなんとかしよう」…という気持ちで自分の状態に取り組もうと思えると少し気が楽になれるのですが、つらさの渦中に居るとそれが難しい。ただ、それでも、そのように心を切り替える自分にスイッチする。意識を高く持つことで考える方向を選択でき、気分の向きが変わります。

今を変えるためにコレをする

昨日のこと、明日のことはとりあえず置いておき、「今」を変えるためにコレ▼を行います。

身体の臓器の中であなたが自分でコントロールできるのは唯一「呼吸」です。普段生きていくために当たり前のように行っていることが気分を変える鍵となることをお伝えします。

呼吸によって何が変化するのか…それは脳です。

脳は人の体重の2%ほどなのに対し酸素消費量は約20%にのぼります。脳の状態で情緒の状態も左右されると言われるほど呼吸によって私たちの気分は変化します。“呼吸を変える”ということが“気分を変える”ということにつながるのです。

自分のペースをつかむ

周囲の空気から焦りを感じたり、問題に圧倒され本来の自分を忘れるほどに緊張状態に陥ったり、落ち着かない時はとりあえず溜まっている息を全て吐き出すことに意識を集中します。

人は息を吸う時に筋肉が緊張し、息を吐く時に緩みます。息を長く吐くことで体がリラックスします。普段の呼吸とは少し違って、ネガティブな思いを吐き出すイメージをすばがら溜まった息を吐き切ります。そうすると新鮮な空気が自然に胸の中に入ってきます。これを数分続けてみましょう。リラックスした体を感じ、本来のあなたのペースに近づけます。

気にかかる問題・状況・自分自身を少し離れたところから観る余裕ができると心も落ち着く方向へと向き始めます。

映画を見に行ったり、マッサージに行ったり、本を読んだり…と気持ちを逸らし問題回避という方法で気分を収めることも一時的には有効です。しかし、自らの力で身体を緩め心の向きを変えられるようになると、自分への自信と余裕にもつながります。とても簡単な方法ながら習慣づけることで心が整ってくるのが感じられるようになります。


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