コンプレックスは気づきの鍵

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コンプレックスは一般的にネガティブなイメージがあります。しかし、これを気づきにつなげる視点を持つと有難いものに変わってきます。なぜなら、コンプレックスにはやり残した課題が潜んでいることが多いからです。

コンプレックスのメカニズムで例に出した「お料理がヘタだということにコンプレックスを持っている」ならば、料理が上手になりたいにも関わらず、上達のために努力することができるということです。料理教室に通うことで料理が上手になればコンプレックスも軽くなるでしょう。

コンプレックスでフタをしているものは何?

コンプレックスは人の数だけ在ります。その中には、簡単に片付けられないもののほうが多く、コレに悩み、落ち込んでしまうのです。

たとえば、だれとでもすぐ仲良くなれる友人を見て
ただ「いいなぁ。すぐに友だちができて・・・」と思うだけならコンプレックスにはなりにくいです。これが 「なによ!誰とでも友だちになるなんて、軽い女性に見られるわ!」と、その友人が楽しそうに話すのを見て腹を立てているなら、それはコンプレックスです。本当は、自分も人見知りせず誰とでも仲良くなりたいのに、それができないのです。

コンプレックスを解消しようとするなら、まずこのコンプレックスについて向き合えていない課題だと気づく必要があります。
この“気づき”が難しいのです。
なぜなら扱いにくい感情は無意識にフタを閉めてしまっていることが多いからです。

コンプレックスは新たなエネルギー

フタを閉めていることに向き合うなど面倒だと感じられると思います。ただ、大きな苦痛を伴うコンプレックスであるならなら余計に向き合って欲しいのです。今までフタをしていたイヤな部分が、あなたの進化(深化)のために動き出したのだと受け留めてはどうでしょうか。きっとそのコンプレックスは新たなエネルギーとしてあなたの力になってくれます。


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