不安の正体

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不安には、
・自分や家族の行く末について
・社会の中での自分の価値について
・何が原因なのか分からず底はかとなく浮かび上がること

・・・などいろんな形の不安が人の数だけ存在するのだと思います。
そんな不安に「見えない」「分からない」「つかめない」というものがあります。
暗闇が恐く不安を生じさせるのは、目の前に何があるのか見当がつかないからです。
不安の原因は人それぞれだと思いますが、「今後が見えない、分からない、つかみきれない」という状態がそういう気分にさせていることも多いのです。

不安に囚われることで、「今ここ」を生きられない

不安を感じる時、「良くない状態に陥ってしまうかもしれない」と感じてはいるけれど、「具体的にどのような状態に陥るのかがつかめない」。それに加えその状態を詳しく知りたくない、明らかにしたくない、、、と無意識に避け、向き合わないことによって、いつまでもその不安に囚われ、心の自由が奪われてしまいます。あなたがどうにかできるのは、「今ここ」だけなのに、過去を悔やみ、恨み、未来を憂い不安になる。不安に囚われることで、「今ここ」を生きられない。

こんなふうに不安を抱えこんでいませんか?

湧き上がる不安を抑えることはむずかしく、無理に抑えようとするほど大きくなります。ただ、このつらい『囚われ』から解放される道を選ぶことはできます。さらに言えば、今つらい気持ちで居る人はこの『囚われる』状態を選んでいるということになります。

「今ここ」・・・で何をするのかを決められるのはあなた

何ができるのか?何をすればいいのか?
急ぐ必要はありません。
ゆっくり整理することで心を落ち着けながら進む道を考えましょう。
その第一歩が「現状をしっかり把握する」ことです。
そのあと、今できる最善の策を導き出します。 人は、何をどうしていいかわからず方向性を失った状態がとても辛いのです。逆に進む道が少しばかり困難であっても具体的に何をどうすればいいのかがわかると随分気分が落ち着き、それを行動に移しやすくなります。

まずはあなたの不安の種に向き合ってみる。
しんどいですが、ココからです。
そして、ココが光につながるもとかもしれません。


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