2019/06/13
桂 ざこばさんが降板していた舞台の千秋楽に
サプライズ登場したとのこと。
69歳だそうです。
まだ回復していない身体をおして
観客の期待に応える姿勢。
あぁ
この方は自身の行く末を
自らの手中に持ってはるなぁ。
「生涯現役」
…という言葉が浮かびました。
変化の激しい今
将来安泰…と言える人は少ない。
それでも
自分の居場所を
自身で積極的に作っている人は
安らぎへの途を辿っていると感じます。
先日受講した70代の心理臨床家の言った
「自分の将来を自分以外の誰かに握られていると
不安はやまない」
…という言葉が浮かびます。
どんなに大きな会社でも
いつリストラされるかわからない時代。
大金を持っていても
貨幣価値が変わり
不安定な生活が強いられるかわからない時代。
生きていくために
私には確かにこれがある
…と言えるものがあること。
これほど強いものはない。
誰かのために何か少しでもできるものを
持って生きていくこと。
大きな組織や大金を頼りにするより
自分を支える本質的なもの。
忘れずに生きていかねば~と
ざこばさんのサプライズ登場は再確認の機会でした。