2019/06/13
TVで砂像彫刻というのを観ました。
砂と水だけで制作されたものです。
繊細かつ壮大な作品です。
砂像彫刻は取り壊すことを前提に作られるそうです。
この作品も来年のお正月にはなくなっているとのこと。
細かく丁寧に創られた作品が取り壊されるのは
もったいなく、寂しくも感じます。
でも、だからこそ観ているこの一瞬が愛おしく貴くもあります。
そんなことを考える中
刹那的に存在するこの彫刻が
私たちの人生とも重なるよなぁ…という思いが湧いてきます。
…というのも
寿命がいくら延びたとはいえ、
たかだか百年の命。
地球レベルで言えば一瞬の儚さ。
私たち人間も刹那を生きてるなぁ…と。
そんな短い間に過去を悔やみ、未来を不安に思う。
明日も生きてると思い
今日がぬるくなる。
「今を生きる」というのは難しいけど、
時々思い出して今日を生きてみる。
今朝はそんな思いからのスタートです。