自分らしく人生を歩むための作戦会議
作戦会議と表現するのは、相談者が抱えている問題(課題)をどのように乗り越えていくのかについて策を練るミーティングと捉えることができるからです。それをする時、友人とカウンセラーとの決定的な違いがあります。まず、カウンセラーはあなたにとって初対面の第三者であるため不要な先入観なく真っ白な気持ちで話しを聴くことができます。そして、専門家としての聴く技術を備え、気持ちの交通整理をすることができます。より良い策を練るためにまずは現状を聴く。この第一歩がうまくいかないと目的への歩みにズレが生じたり、遅くなったりします。
カウンセラーが解決への道を思い悩むのではなく、相談者が自ら言葉を発しながら自身の現状を客観視の意味合いをもって聴く形となります。そこで相談者がうまくいくであろうと希望する状態はいったいどういうものなのか?をはっきり意識し言葉にすることを促します。
私たちは、「ありたい状態」を言葉にすることによって、向かう先を意識できるようになります。問題を乗り越えることで自分らしさ(自己実現)を獲得していくのです。そして、命終える時まで成長を続けます。その道中、難曲だと感じる時、活用して頂きたいのがカウンセリングです。寄り添い、共に考えることであなたらしさの種が芽吹くためのサポートをさせて頂きます。
カウンセリングのスタイルはカウンセラーの数だけありますが、ここでは、当ルームが提供させて頂くカウンセリングスタイルについてお伝えします。
大きく2つあります。
(1)傾聴重視のカウンセリング
(2)コーチング的カウンセリング
(1)傾聴重視のカウンセリング
これは元々持っていた元気を取り戻すためのものです。お話し頂きながらカウンセラーと一緒に気持ちを整理していくというものです。一人で悩みを巡らせるのとは違い、思いを第三者に伝えるという作業自体が心の整理につながることが多くあります。
(2)コーチング的カウンセリング
これは、元気を快復させつつ、より一層自分らしい生き方を目指すため具体的に何を実践していくのかを見つけるものです。
どのような悩みも、その人が自分らしい人生を歩むための課題だと捉えます。今はとてもつらい状態だけれど、それを乗り越えることで見えてくる光りを信じてサポートさせて頂くという意味です。
人が苦しむ理由には、下記の2つがあります。
①現状に対し「どこに向かって進めばいいのかわからない」という方向性を失った状態
②進む方向はおぼろげながら分かっているけれど、具体的に何から手をつけていいのかわからない…という状態
人は進む方向に少し困難さを感じても、その方向が定まることで人は歩みを進めます。
自分らしく生きていくには何に希望の光を見出すか、そしてそこに近づくには何をどうすれば良いか?を具体的な日常生活レベルまで掘り下げ実践しやすくサポートします。
これらどちらのカウンセリング(傾聴重視・コーチング的)にも共通するのがカウンセリングの進め方の3ステップです。
上記のようにコーチング的カウンセリングで対応させて頂くことも多いです。
コーチングのコーチ(coach)というのは、馬車という意味で、そこから派生し「目的地まで送り届ける」と捉えられるようになりました。
当ルームでは、傾聴重視のカウンセリングに加え、クライエント様がより希望にそった目的地に辿り付く為、本当の希望(目的)を引き出すお手伝いをします。その上でクライエント様自身が納得できる道を一緒に探していきます。クライエント様のペースを感じながら進めさせて頂きます。