人と会うと疲れるという状態にはこんなものがあります。
①だれと会っても疲れてしまう
②特定の人に会うと疲れる
①だれと会っても疲れてしまう
例えば
「次の日曜日、午前11時に、いつもの場所で待ち合わせね。楽しみにしてる」と友人たちと約束をしたものの、その日が近づいてくると気分が重たくなる。本当なら楽しいはずなのに、誰かに会うと思うと気分が沈む。それは、下記のような思いがよぎるからではないでしょうか?
・変なこと言わないようにしないと
・私の話なんておもしろくないし
・本当は会いたくなのかも
自分の存在が歓迎されなかったり、居場所がない状態をイメージしてしまうと、たちまち億劫な気分になります。話に入りたいけれど、何を話していいかわからない。会話の途中で「どう思う?」と質問が向けられると、どう答えていいかわからずドキドキしてしまう。「こんなこと言ったらどう思われるだろう?」「みんなこんなこと思わないかもしれない」なんてことが頭をよぎり、タイミングを逃して結局何も言えずに気まずくなる……。居心地の悪さを感じると、その時間がたまらなくつらいものになります。
②特定の人に会うと疲れる
例えば
ネガティブなことばかり言う人の話に付き合いつづけ、エネルギーを吸い取られるように疲れてしまう。また、とってもポジティブで前向きな相手に対して、「私もこんなふうに居られたら楽しいだろうな」と思いながらも、心がついていかずに疲れてしまう。
どんないい人からでも、気分がアップしないときに「もっと前向きに、ポジティブに考えたら?マイナス思考はダメよ」なんて言われるとどうでしょう?「頭ではわかっているし、がんばっているけどそうできないからつらいの!」と反論したくなります。
好かれ願望・嫌われ恐怖が巣食っている
①②に共通するのが「みんなから好かれ、誰からも嫌われたくない」という過度な「好かれ願望・嫌われ恐怖」を抱いていることです。「全ての人から好かれ、誰からも嫌われない」なんて無理なことだと頭ではわかっていても、心がついていかないのです。
「自分を生きる」ための扉を開く
人から好かれることに注力し、嫌われることを避けるあまり自分を見失う。そんな言動が続き生き方が納得いかない方向へ流れてしまっているとしたら、その先には後悔が待っています。しかし、そういう状態から「自分を生きよう」と意識の向け方を変え、それを言動に移すことができれば見える景色が変わってきます。『自分を生きている』…そう感じる世界が待っています。そんな世界への扉を開くには、まず自分に興味を向け、現状に気づきを得る。新たな一歩を踏み出す生き方や実践のための具体的な言動をみつけることで爽やかに生きるあなたが拓かれます。
「人が怖い」「人見知り」「人間関係が苦手」を克服し自分らしい生き方を>>>