偽りの自分を感じる時・・・

fu-chan1「本当の私は違うのよ。
こんな私じゃないの、実は。。。」

周囲に与える印象と本来の自分とのギャップに苦しむ自分が居る。
相手が期待しているであろう自分への印象に沿って行動する。
馬鹿な嘘をついてしまう。

このように人との関わりに心休まらず疲れていませんか?

理想の自分で居るための無意識の言動があなたを苦しめる。本来の自分とはかけ離れた偽りの自分(人の目に映る自分)を振り返る時、
「なぜこんな私になったのか?」
「なぜこんなに他人の評価を恐れるのか?」
と自問するとどんなことが浮かんできますか?

その理由として考えられるのは、
・ある時期(幼少の頃)逃げることのできない状況の中で、
・どうにかそこ(親)に順応するため身につけた術(すべ)
だったかもしれない…ということ。fu-chan2

そのような術は長期間使われることで習慣になります。
その時期のあなたを守ってくれていた術が、今のあなたを苦しめているかもしれません。

周囲の評価を気にすることで、その場をしのげていた…
それはそれでその術が機能していたのでしょう。

しかし、今はもう
・その術を使わず、そのままのあなたでも恥ずかしい思いをしなかったとしたらどうでしょう?
・その術を使わないことで親密な関係が築けるとしたらどうでしょう?
・その術を使わないことで自信につながる言動ができるとしたらどうでしょう?

偽りというベールを脱いだら
あなたが想像しているような
他人に見られたくないような
そんなあなたではなく

傷つきやすい面もあるけれど
醜いことなんてない
輝く本来のあなたが姿を見せてくれるとしたら。。。

初めは怖くて勇気が要ると思います。
だから、相手を見て(あなたらしさの種を温めてくれる相手を選んで)ベールを脱ぐ練習をしてみませんか?

つくろい過ぎて本当の自分がわからない…?
本当の自分も
嘘の自分もない。
両方ともあなたです。

人には言えないような醜い部分がある。
みんなができることを自分はできないと感じている。
そんなあなたかもしれない。
たとえそうでも「そんな自分でもまあいいじゃない」と一旦は丸ごと受け容れる。包み込む。

「一旦」というのがポイントです。

これからず~っと「まあいいじゃないか」と認め続けようと思うと抵抗が起きます。一旦でいいのです。
そうして、窮屈なあなたの心を少しゆるめてください。

自分を低く見積もり、自責することが常となっていたあなたは、心をゆるめることに慣れず難しいことでしょう。でも、これを始めないと次(解放的に生きる道)につながらないのです。

「もっとちゃんと!完璧に!」というような「間違いは許されないモード」に崖っぷち感を抱いていたあなたにピリオドを打ちましょう。もう他人の期待に沿う言動をする必要はないし、他人の期待に沿えなかったとしても、あなたの価値は下がりません。

あなたはあなたなのですから。
このことをしっかり胸に刻んで進みましょう。

そんな思い上がった自分は許せない・・・などという思うのはやめにしましょう。あなたは思い上がったりしているのではないのですから。そして少しうぬぼれがあるくらいがちょうどいいのです。
それが自分を好きでいられる、ほど良く健康的な状態なのです。


タイトルとURLをコピーしました