・「何でもいい」「どこでもいい」という態度が示すもの

コミュニケーション

何食べたい?
→「何でもいいです」

どこ行きたい?
→「どこでもいいです」

こんなやり取りをしたことはありませんか?

「今日は、何でもいい」
「今日は、どこでもいい」
…とは違う、

いつ聞かれても
「何でもいい」
「どこでもいい」の姿勢。

このような態度は何を示しているのでしょう?

「~でもいい」の後にどんなことばが続くのでしょうか?
「何でもいい、あなたが決めたものでいいです。」
「どこでもいい、あなたが決めた所へ行きます。」

一見、
相手に決定権を譲り、自由を与えているように思えます。
でも、これは、相手を尊重してとられた態度なのでしょうか?
相手への思いやりでしょうか?

実のところ
無意識の内に考えることをやめているように思えませんか?
受身的で主体性の薄い態度は、
・食事に誘われた時
・どこか場所を決める時
…だけなのでしょうか?

何気なく発しているこの態度が
習慣になっているとしたら、
人生の歩み方にも影響しています。

この傾向に気づいたなら

「なに食べたい?」と聞かれた時
「何でもいい」ではなく
「何食べたいかなぁ?」とつぶやいてみてはどうだろう?

「どこ行きたい?」と聞かれた時
「どこでもいい」ではなく
「どこに行きたいかなぁ?」とつぶやいてみてはどうだろう?

相手との関係性、
そして何より
自分自身への関わり方も変化が起きそうです。
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改編履歴
2021.02.08
2016.05.08


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